安心できる環境が何よりですね
- misonopia aichi

- 9月10日
- 読了時間: 5分
ご入居者様 ご家族様
我が家は、“女系家族”と呼ぶのでしょうか。また、すべての主導権を握っているのが・・・“長女”です。
この度、日帰り「長岡花火大会」(新潟県長岡市)の弾丸計画を実案したのも長女です。
→ 早朝5時:神奈川県茅ケ崎市自宅を出発、同日深夜0時前には帰宅という計画です。
まずは、狭い車内に片道約4時間ということもあり、早朝4時に愛犬の散歩を終え、汗を流すためにシャワーを浴び、さわやかな制汗デオドラントスプレーで気弱な親父としての家族への気遣いを(笑) そして、本日は“運転手”と“荷物持ち”と、そして“ATM”の役割を果たすことを鏡の前で誓います。高校生の三女は、毎朝、起床時は目覚まし時計が30分も鳴りやまずに、やっとのこと起きたと思ったら・・・学校行く前2時間は鏡と“にらめっこ”しておりますが、さすが、長女の号令です。本日は、早朝5時から、すべての女系家族が車に乗り込みます。
その三女がこの度、自動車運転免許取得致しました。そのこともあり、三女の機嫌を損ねないように気弱な父親は発言に気を付けながら、助手席にて自動車運転の手引きを行います。
→「安全に高速道路を走るためには、まずは『前の車と車間距離を保って走行』することがいちばん大切なこと
そして、必要な車間距離は速度によって変わるが、前の車が急停車したとしても安全に止まれることがなによりも重要なこと」→「車線の中央を走行するためには、教習所では教えないかもしれないけど・・・ハンドルを下の方で握ると安定して走れること」の2点を走行中の車の中、三女の珍しく真剣な横顔に告げます。この2点の助言もあり、1時間ほどの女系家族みんなが緊張した、三女の運転が無事終わり、長女の運転と変わり、助手席には三女が座り・・・自分も父親としての役割をしっかり果たした!と思いながら後部座席にて腕くみします。すると・・・ハンドルとアクセルを担う長女が、自分も使ったことのない操作ボタンをひとつ押します。たちまち、車両は自動で速度、車間距離を保ち、カーブや坂道、などを考慮しながら走行します。また、車線をはみ出そうものなら、自動で軌道修正してくれます。そのことを知った助手席の三女は「な~んだ、カンタンじゃん。 ボタンひとつだね(笑)」と。後部座席の自分は、腕くみから・・・両手で顔を隠します。
新潟県弥彦村に到着。はじめの寄り道は、なんと!弥彦温泉『さくらの湯』
どうりで・・・自分を除く女系家族は、起きたままの姿で車に乗っていた理由がわかりました(笑) 「独りで、入浴できるの?タオルはこれ!鍵の番号と一緒のロッカーを使うんだよ!」とまくしたてられます(パパは、朝シャワーしてから4時間後に再びお風呂か)と思いながらも素直にうなずきます。父と息子で入浴しているお客さんの姿にあこがれながら・・・・太陽の日差しを浴び露天風呂もいいなぁ~と独り湯船につかりました。
入浴後、この場所で昼食をとるのかと思ったら、硫黄の香りを身体にまとい再び車両に乗り込み、新潟県の “味噌ラーメン”のルーツを探すかのようにラーメン店『こまどり』にて長い行列に並びます。「お酒飲んでいいよ!」というやさしいひと言に、並びながら
“飲む?” “飲まない?” とずっと迷いながら行列に並びます。
結論は、「味噌ラーメンと餃子、そして・・・・お水でいいよ。パパは・・・」と、朝の誓いを守りました。ラーメン店『こまどり』を後にして、新潟県に行ったら絶対に訪れたいと・・・御朱印集めを趣味としている女系家族。
次に向かうのが、越後最古の『弥彦神社』です。壮大な歴史、美しい景観、そして、地元の人たちは親しみを込めて「おやひこさま」と呼び、古くから厚く信仰されています。
新潟県民にとって、弥彦神社は、地域の繁栄や家族の安全を祈る特別な場所です。
どんな場所でも、どんな場面でも、集まればキャッキャとたのしい女系家族。
独り・・・輪の中に入れず歩いていると、目に飛び込んでくるのが立派な大鳥居。その奥に続く参道と壮大な社殿に独り圧倒されていました。ここでも“笹だんご”と“お酒”の選択に、悩みに悩み「かき氷を食べよう!」と女系家族に提案しました。
いよいよ
本日、最大の目的地:長岡花火大会場の信濃川土手エリア会場に向かいます。
事前に駐車場を想定していたところにトラブルがあり、急遽新たに探さなくていけなくなりました。そのような中でも、スマートフォン片手に長女は機転を利かせ会場からほど近い場所に駐車できるように手配します。その手際の良さに、父親としても“何かしなくては”と長女に声をかけますと「スマホ決済で完了」とのこと。声をかけたから、後には引けずに・・・再度、恐る恐る声をかけ「立て替えてくれてありがとう、現金で渡しましょうか?」と。(これぞ、振り込め詐欺にだまされる心理かと思いながら、ATM係として現金を渡します)(笑)
信濃川土手エリア会場に向かう最中に、コンビニエンスストアにて“食物”“飲物”を購入します。またしても・・・レジャーマットやらの荷物持ち係の自分に「何を飲む? お酒飲む?」とまたしても誘惑の声がかかってきます。両肩に荷物を担ぎながら悩みますが、答えは「パパは、ジャスミン茶でおねがい」と返します。
土手エリア会場では、人、人、人、その中に、また人、人・・・土手中にレジャーシートがいっぱいですそのような中、レジャーシートが避けられていたのが、目の前に木々が立ち並ぶ場所です。ここならば!人の後頭部を見ながら、花火を見るようなことにはならないと思い、いちばん喜びながらレジャーシートを敷く自分に、「悔しいなぁ~もっと良い場所ないかな~」と残念がる長女。
低い花火では、木の高さは越えられません。
しかし、木のシルエットから見える花火には神秘的なものを感じます。
そして、高い花火は、木の高さを超え頭の上で、花火がひらきます。飛び上がれば手が届くように感じます。何と言っても、足を伸ばしてあおむけになって花火が見られます。女系家族はそろって、スマートフォンで花火を撮影しています。花火のアナウンス、音楽も流れ、花火の爆発音も聞こえていますが・・・なぜか、静けさを感じます。独り起き上がり、姿勢を正し体育座りで足を抱えて見上げます。
翌日、知ったことなのですが「長岡花火大会で打ち上げられる長岡花火には、長岡空襲で亡くなった人への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いが込められている」とのことでした。
我が家、女系家族の夏、“長い一日”でした。
2025年9月10日 廣井健吉




すごく中身の濃い一日でしたね♪ 羨ましい♡ 私も昨日は久しぶりの名古屋ヘ30分の長距離((^_^;))運転して遊びました。 >ハンドルを下の方で握ると安定して走れる え? 知らなかったな~ 今度試します。