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今年も8月となりました

  • 執筆者の写真: misonopia aichi
    misonopia aichi
  • 8月10日
  • 読了時間: 4分

ご入居者様 ご家族様 


この時期になると・・・暑さ以外に少しずつ焦って汗がでてくる案件があります。

それは、「どのようなテーマにするか?」と悩み続ける“ホームオリジナルカレンダー2026年版”の企画です。

デザイン、クリエイティブ、形状、仕様などなど、毎度、たくさんの画像とにらめっこをする日々が続きます。


日常的には、自分のデスク壁には「松下幸之助:道をひらく」日々のことばとする日めくりカレンダーを使用しています。日々退社するときに、翌日のカレンダーをめくります。

~ 誰にも、自分だけにしか歩めない、天与の尊い道がある。

      ときには思案に暮れて立ちすくむこともあろう。

      それでもなお、心を定め懸命に歩み続ければ、必ずや新たな道がひらけてくる。 ~    

翌日、いちばんに読み上げ、一日を心して過ごしています。

“ホームオリジナルカレンダー”も同じような扱いになれたらいいなぁ~(笑) 

など願いながら企画しております。

そのような中、何かのヒントにと「20世紀版スター・カレンダー365日素敵な話」島野功緒 2008年7月発行

本を取り寄せ勉強しております。

世界映画界、演劇界、芸能界のスパースターの方々の365のエピソードを集めた本です。

例えば・・・ 1月1日“女生とは持ちつ持たれつ”モーリス・シュバリエ

       1月2日“取材されるより取材したいな”津川雅彦

       1月3日“大スキャンダルにもめげず映画づくり”阿部豊

       2月13日“あんないい人を疑った私は大バカだった”江利チエミ

       3月29日“世界中の女性を虜にしたアイドル”アラン・ドロン

       4月14日“歌を崩すこと絶対なし”三波春夫

       5月27日“知的な令嬢役で右にでるものなし・”高峰三枝子

       6月1日“ひとりで生きるなんて耐えられない”マリリン・モンロー

       7月17日“礼儀正しい、戦後最大のスター”石原裕次郎

       8月16日“死後も伝説がいろどる”エルビス・プレスリー

       9月22日“衣装は私の軍服です”淡谷のり子

       10月11日“何十倍もの人生を歌い、こなした”エディット・ピアフ

       11月21日“吉良を断り内蔵助を待つ”平幹二郎

       12月31日“歌が戦犯死刑人を救う”渡辺はま子

そして・・・我が記念日:7月22日“温かくやさしい味わいのメロディー”浜口庫之助

    (裏面にエピソード記載しております)

※ご興味のある方はディルームにて本をご覧ください。

人には、いろいろな物語があり、“物語る”ことから365日カレンダーが生まれるのがおもしろいです。

あたりまえのことかもしれませんが、人生は良い日ばかりではなく、その逆の苦しいこと、悲しいこと・・・

身体がしんどくて、ベッドから起きれない日もあるかもしれません。そんなときでも、一日のうちに一度は

カレンダーをご覧になることでしょう。


ミソノピアオリジナルカレンダーは、そのようなとき・・・

「今日も頑張ろうかな?」と思っていただけるカレンダーになることを願っています。

2025年8月10日 廣井健吉

【温かくやさしい味わいのメロディー】 浜口庫之助


作詞作曲家、浜口庫之助が1917年(大正6年)神戸に生まれた。若いころから各国の音楽に親しみ、ことにラテンミュージックに惹かれる

やがてアフロ・クバーノというバンドを結成、自らも歌った。美声にはほど遠く、口の悪い批評家に言わせると、“渋紙を裂くような胴間声”だが独特の魅力があった。

作曲家として初めてヒットしたのは、スリー・キャッツが歌った『黄色いさくらんぼ』(59)

マイク真木の『バラが咲いた』(66)は、第一次和製フォークブームの口火を切った。

そして石原裕次郎と組んだ一連の流行歌が連続大ヒットする。『夜霧を今夜も有難う』『恋の町札幌』

『港町 涙町 別れ町』さらに『粋な別れ』作詞も浜口。

このほかマヒナスターズ『愛して愛して愛しちゃったのよ』、スランプだった島倉千代子を蘇らせた

『人生いろいろ』も作曲している。多彩なハマクラ・メロディーには温かくやさしい人生の味わいがあった。死去したのは90年12月2日73歳。

石原裕次郎が逝った3年後である。長く彼らのレコードを担当した、テイチクのプロデューサー高柳六郎は

しみじみとつぶやいた。

「裕ちゃんが呼んだわけじゃないだろうけど、あれいらい、浜口さんはめっきり老け込んでしまった。それを救うことはだれもできない。いまは二人、天国で“粋な再会”をしているだろう。その情景が目に浮かぶようだ。一編の歌のように・・・・」                            

【20世紀版 スター・カレンダー365日素敵な話】引用

1件のコメント


諒 牧村
諒 牧村
8月10日

わっ!!! 私ども高齢者の入居者には、昭和のよき時代に共に歩んだスターたちがとても懐かしく、あの時代へ連れて行ってくれます。 偶々ですが、私の次エッセイと重なるところがあり嬉しいです。 で、来年のカレンダーが「タ・ノ・シ・ミ」です(*^_^*)

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