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  • 執筆者の写真misonopia aichi

プロの音楽療法〜音楽と心の出会い〜

3月6日、1階105号室にて「音楽療法セッション」が開かれました!

今日のテーマは「音楽と心の出会い」

音楽を通して自分の心や気持ちに出会えるような、そんなあたたかい会です。


プロの音楽療法士がいるのも、ミソノピアの大きな特徴です。

彼女は台湾の出身で、子どもの頃からピアノ奏者として活躍し、音楽療法の勉強をしてきました。そして日本の大学でも、音楽療法を専修して、資格まで習得しています。


ここからは、彼女のことを「先生」と書きますね。

先生の目指す音楽療法は、「音楽による自己表現と、コミュニケーション」

老人ホームでの音楽に関するイベントの多くは、ご入居者さまが音楽を聴く形式が一般的ですが、ミソノピア音楽療法イベントは一味違います。


ご入居者さまにも楽器を手にしていただき、演奏していただきます。


「楽器なんて演奏したことない...」と不安になるかもしれませんが、音楽療法は上手い/下手、経験は関係ありません。

楽器は、心を癒すコミュニケーションの道具。

自分の感性を信じて、鳴らせば大丈夫なんです。

今日も105号室は満員御礼!


今日の音楽は、"さくら さくら"

古くからの日本古謡ですね。


「この前、名古屋にいきましたけど、少し桜が咲いていましたよ!」

と嬉しそうに話す先生。


今年は暖かいので桜の開花が早いですね!🌸

皆さんで「さくら さくら」を歌った後...


皆さんにそれぞれ、楽器を配ります。

海の波打つ音が聞こえる、オーシャンドラム

どしゃ降りの雨音が響く、レインスティック

鉄琴やトライアングルなど...

国籍関係なしに、様々な楽器を用意しています。



さくら さくらを皆さんで歌いつつ、

心地の良いタイミングで楽器を鳴らしていただきます。


先生はアドバイスはしますが、"ここでこの楽器を叩くように"と指示はしません。

歌を歌うこと、楽器を鳴らす楽しみを味わうことが大切なんですね。




最後は、先生がピアノを奏で、その伴奏に合わせて楽器を鳴らします。

もちろんここでも楽器を鳴らすタイミングの指示はありません。


自らのフィーリングに従って、

周りのご入居者さまの奏でる音にも合わせて

時には自分が心地良いように、思うがままに。


すると不思議と、心躍るセッションになっているんですね。

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ミソノピアでは、今回のような集団での音楽療法の他、個人セッションも行っています。

音楽療法は特に先進国で注目、研究されている分野です。


QOL(Quality of life)=生活の質 を向上させることが主な目的で、生活全体の満足感を上げることができると言われています。


先生のセッションは、「何をやっても大丈夫」がモットーです。


まだ音楽療法を経験したことがないご入居者さまは、是非セッションを楽しみにいらしてくださいね。

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