合唱クラブ・ミソノ 初の懇談会〜ご入居者様も交えて〜
- misonopia aichi
- 3 日前
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4月22日(火)合唱クラブ・ミソノの練習がありました!
ミソノピア 肝入りの合唱団、合唱クラブ・ミソノ。
総人数31名、平均年齢は80歳を超えます。

合唱クラブ・ミソノのメンバーはご入居者様、スタッフに限らず、なんと他合唱団の有志の方や、地域住民の方々もいらっしゃいます!
老人ホーム内で合唱団が結成されることはあっても、ここまで多種多様な方がメンバーが参加して活動する合唱団は、唯一無二ではないでしょうか?

指導を務めるのは、瀬戸で長らく活動されている「大橋合唱団」の代表でいらっしゃる、大橋邦夫先生。9年前、ミソノピア施設長が「是非!」とお願いして、ずっと合唱クラブ・ミソノを導いていただいております。
合唱クラブ・ミソノ メンバーは性別、年齢不問です。
そして、「合唱の経験はないけど大丈夫...?」...そんな心配も無用です!
ほとんどの方は音楽の経験はなく、譜面が読めない方が多いんです。
必要なのは、やる気だけ。大橋先生がしっかり教えてくれますよ。

本日の練習も、新たに2人の体験希望のご入居者様がいらっしゃいました。
まずは参加するにあたり、大橋先生と小レッスンをして、ソプラノパートか、アルトパートを歌うかを決めます。
「ドレミファソファミレド…声を出してみてください」
「人はそれぞれ声域があるので、声がどの音で辛いかを見ています」
合唱クラブ・ミソノでは、本気で合唱を楽しんでいただきたいので、本気で指導をします。
「自分の声は宝です。耐えず声帯を使ってください」
大橋先生からの素敵なエールを体験希望者様に贈り、合唱クラブ・ミソノにご参加いただきます。

楽しみましょうね!🎵
本日は、中村八大氏の「上を向いて歩こう」を皆さんで練習しました。

楽曲の練習は、まずは歌詞の朗読から始まります。
歌詞の意味をしっかりと理解し、「この歌詞はどういう意味なのか?」「どういう歌い方をすれば伝わるのだろうか」そんなことを感じ、考えながら朗読することで歌の表現を高めることができます。
言葉(文字)ではなく、感覚と、絶妙なニュアンスを表現することで、感性を養うことができるんですね。

時には大橋先生より、"愛"からの厳しい指導も。
本気で創り上げるから熱くなる。
本気で創り上げるから厳しくもなる。
ご入居者様も本気でぶつかります。
より良い合唱を目指して。



今回も、本気の合唱練習を終えることができました。
"一唱入魂" といったところでしょうか。メンバーの皆さんも、いつにも増してイキイキされていますね!

また、本日は練習会後、3階図書室にて「第1回 合唱クラブ・ミソノ 懇談会」が開催されました。

今までも、関係者、スタッフのみの「会議」は行っていたのですが、今回からは、合唱クラブ・ミソノを代表されるご入居者様も迎えての打ち合わせです。
そのため、会の名前を「会議」から改めまして、懇談会としました。

合唱クラブ・ミソノ。メンバーの皆様、全員積極的ですが、その中でも特に率先して練習に打ち込まれるお三方です。
ご入居者様のメンバーを加えることで、クラブをメンバー目線で改善しようという試みです。
ご入居者様からも、たくさんのご意見、ご感想をいただきました。
「やっぱり発表の場は欲しいよね」
「練習を部屋でもしたいので、お手本となるCDは作れないだろうか」
「昔、歌を歌っていたがしばらく歌えてなくて...でも合唱クラブ・ミソノに入ってからはその錆も落ちて、嬉しいです」
など...

こうやってメンバーの皆様から直接の声をいただけるのは嬉しいですね。
ありがとうございました。
もちろん、スタッフや大橋先生からもたくさんの提案、改善点の提言がありました。

・より安全にご入居者様をお迎えに行くなら時間の変更が必要なのではないか?
・人員配置は適切か?
・よりメンバー内のコミュニケーションを活性化できるレクリエーションはないか?
など...

今までの活動の道のりも振り返り、そこからさらに良くしていくにはどうすればいいか?を存分に話し合うことができました。
新たな気持ちで再発進した、合唱クラブ・ミソノ。
まだまだ発展していきますよ!
もちろん、新規メンバー様も絶賛募集中です。
ご入居者様に限らず、地域にお住まいの皆様。是非ご見学、体験からご参加くださいませ🎵

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