ミソノピア落語にいらっしゃい〜ミソノピアゼミナール〜
- misonopia aichi
- 2024年2月14日
- 読了時間: 3分
2月10日、2階大食堂にてミソノピアゼミナールが開催されました!
ミソノピアゼミナールは、毎月1回、第2土曜日に開催される大人の学び場。
伝統芸能やクラシック音楽など、様々な道のプロをお招きして公演をお楽しみいただけます。

今回のゲストは、落語家のなるみ家 笑天(しょうてん)さんです!
"笑門来福"と題して、新春、たくさん笑って福が来るような愉快な舞台をお贈りいただけます!

なるみ家 笑天(しょうてん)さん
落語歴30年以上の大ベテラン。2016年社会人落語日本一決定戦ファイナリスト入りを果たし、2019年の落語国際大会の記録はTOP10。社会人落語「落語の会」東海支部の代表を務められています。
笑天さんは実はミソノピアではお馴染みの方で、今回は出演9回目!
ミソノピアのご入居者さまの中には、隠れたファンも多いんです。

"ミソノピア寄席"特設ステージ(高座)を今回もご用意しました。
胸の位置までの高さを確保していて、落語の高座さながらです。

はじめに、落語とはどんな芸能か、高座の上手下手についての解説を、お笑いたっぷりでご披露!
「落語は、日常に起こる面白いこと、面白い人を題材にしているので、誰でも楽しめます」
「高座は向かって左側が下手、右側が上手です。登場人物は目上の人物が上手に立つように演じるんですね」
と、ミソノピアゼミナールらしい、思わず「ほお」と声が出るようなご説明に思わず引き込まれるご入居者さま。

一つ目の演目は、「みそ豆」
奉公人の定吉が、旦那様から煮豆の煮具合を確かめるよう指示をされ、思わず煮豆を食べてしまうことから話が始まります。

「お!これは美味しい美味しい」
ハフハフと熱い煮豆を頬張る「仕草」をされる笑天さん。
そこにあつ〜くふっくら煮えた豆が見えるようです。すごい!

大爆笑のオチ。大きな笑い声が大食堂を埋め尽くしました。
ここでワンコーナー。
"落語の「仕草」をやってみよう!"
「仕草はそこにないものをあるように見せる技術です。
これをやることで空間認識能力が身につきますよ!」
なるほど、ケガや転倒を予防するために大切な、空間認識能力が鍛えられるんですね!

お蕎麦を持ち上げ、啜る仕草をされるご入居者さま。
皆さんとてもお上手です。

「子どもの頃はたくさん笑いましたが、歳を重ねてくるとだんだん笑うことが少なくなります。笑うと心も体も健康になりますよ」
皆さん、存分に笑うことができましたか?

笑天さんの落語人生は、学生時代の落語研究会...いわゆる「落研」から始まりました。
「初めての寄席は、お客様から"聞いてるこっちがボランティア"と苦言を言われることも...笑」と爆笑エピソード。
今日も満員御礼のミソノピアゼミナールでした!

笑天さんからご来場の皆さんへのメッセージをお預かりしました。
「今日はいつにも増して皆さんに大きく笑っていただきました。嬉しいですねぇ。皆さん、ありがとうございました。」
笑天さん、ありがとうございました。
今回のミソノピアゼミナールは、なるみ家笑天さんの弥生落語でした。
これからも色々な道のプロの方を、ミソノピアにお招きします。
次回のミソノピアゼミナールをお楽しみに!
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