1月13日(土)2階大食堂にて、ミソノピアゼミナールが開催されました。
「ミソノピアゼミナール」は毎月1回、大食堂で行われるコンサートイベント。
ジャンルを問わず様々な音楽に関わるアーティストが、皆様に音楽を提供します。
毎月たくさんのイベントが行われる中でも、大人気の催しのひとつです。
今回のゲストは、鈴木臣吾(しんご)さんです。
津軽三味線奏者の鈴木さんによる、「和を愛でる」をテーマとした、新たな津軽三味線の世界へと皆さんを誘うステージです。

鈴木臣吾さんのご紹介です。
愛知県名古屋市出身。和太鼓を11歳で始め、和太鼓、郷土芸能、創作曲を学ばれました。18歳で津軽三味線を習い始め、現在は木乃下真市氏に師事されています。
津軽三味線の全国大会で入賞を果たし、レッスンやワークショップを各地で開催されています。
和太鼓・津軽三味線を通じて『みなさまに楽しんでもらいたい』という思いを持って作曲・演奏活動を続けているとのことです。

まだまだお若く、容姿も淡麗な鈴木さん。
ミソノピアに会場入りされた際は、「イケメンね!」とご入居者さまからも職員からもコソコソ話が聞こえてきました...笑
伝統的な津軽三味線の演奏から、三味線に新たな楽曲の創作まで、クリエイティブなステージが魅力です。
津軽の情景が思い浮かぶようなメロディが特徴的な「舞雪」
はかなくも美しい、新たな1日の始まりを感じるような「朝露」
など、津軽だけにとどまらず、日本特有の美しい景色がイメージできるような創作曲の数々。その迫力に終始、参加された皆さんは圧倒されっぱなしでした。

そしてそして...本イベント、ミソノピアゼミナールは文化を楽しみ、学ぶステージ。
ゲストが演奏の間に色々な話をされる、所謂「MC」も皆さんは楽しみにされています。

「今日はあいにくの雨で...実は私、雨男なんです。こういう舞台のある日は雨になることが多いんですよね笑」と小気味良く話され会場を沸かす鈴木さん。
ここで、津軽三味線の豆知識を一つ...
津軽三味線の楽曲の原型は、新潟地方のの三味線と言われており、それが北前船によって日本海側各地の音楽が津軽に伝わり、津軽三味線として独特の発展を遂げたそうです。

撥(ばち)を叩きつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲が特徴だそうです。確かに迫力がありますよね!

本日のエンディングソングは、鈴木さんのオリジナル曲「疾風迅雷」。
まるでギターで演奏するロックのような、斬新な楽曲です!素人から聴いていても、ドラムなどの楽器と伴奏しても映えると思えるような、そんな楽曲でした...✨

「宣伝ではないですが...笑」とご自身のアルバムがリリースされていることをお知らせくださった鈴木さん。本日演奏した楽曲が収録されているそうです。

そしてイベント終了後、CDアルバムをお買い求めいただいたご入居者さまが!
「ありがとうございます。サインしてもよろしいですか?」と鈴木さんがその場で直筆サインをくださりました!素敵なファンサービス、ありがとうございます✨

ミソノピアゼミナール、本日も満員御礼、大盛況の中、幕を閉じました。
館内で一流のアーテイストの演奏が楽しめるのは、ミソノピアでの一つの名物になってきましたね!

鈴木さんから、皆さんへのメッセージが届きました。
「まるで家族の前で演奏するような、そんな安心感がありました。すごく演奏しやすかったです!ありがとうございました。」
鈴木さん、ありがとうございました。

今後もミソノピアでは、ご入居者さまが楽しみ、学べる催しを毎月用意してお待ちしております。次回の公演もお楽しみに...♩
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