8月12日(土)2階大食堂にてミソノピアゼミナールが開催されました!
毎月1回、土曜日に開催されるミソノピアゼミナール。
落語家やダンサー、役者やマジシャンなどの講師をお呼びして、
日本/世界の芸術の世界を展開。大人のゼミナール(講座)を楽しむことができます。
今回ご出演のゲストは、三浦知里さんと、トリダーラの皆さんです。
三浦知里さんは、名古屋市出身のインド舞踊家さん!
トリダーラは、三浦さんが先生を務めるインド舞踊教室です。
19歳で初めてインドを訪れた後、東インド古典舞踊家である、グル・ガジェンドラ・クマール・パンダ氏の来日公演をきっかけに舞踊家を志し、以降同師に師事。
日本、インド、マレーシア、シンガポール、台湾で舞台を経験され、2014年に奈良市長賞を受賞されました。
2016年に歴史あるトリダーラ舞踊学校の日本支部を立ち上げ。インドからアーティストを招聘し、ワークショップや公演を主催。クラス指導・イベント出演など幅広く活躍中とのことです。(公式HPhttps://chisatodissi.wixsite.com/tridhara/profileより引用)
実はミソノピアとは5年以上前からのお付き合いがありまして、コロナ明け、久しぶりの公演です!
インド古典舞踊、オディッシーダンスは寺院で踊られる舞踊で、神に捧げられる神聖なもの。様々な神にまつわるお話や、インドで暮らす民族、部族の生活を表現する、神秘的な踊りです。
最初の舞踊は、インドの神、シヴァ神のストーリー。
手を足を、全身を大きく動かし、
時に強く足の裏を床に打ちつけ、
装飾品を賑やかに揺らし、音を鳴らします。
鬼気迫るような、物凄いエネルギーを感じる舞踊です...!
こんなに可愛いダンサーさんも♪
一生懸命に踊っている姿に、見ているご入居者様も「キャー!」と黄色い声援を挙げられていました!
見てるだけじゃ物足りない!ご入居者の皆さんも、一緒に踊ってみようのコーナー。
今回一緒に踊るのは、「親子愛」を表現した舞踊。お母さんがバターを作って、子どもに食べさせるというストーリーです。
大きなかめを用意した後は...
牛乳をぐーるぐる混ぜてバターを作ります。
まるでそこにかき混ぜ棒、かめがあるようです。
三浦さん曰く、オディッシーダンスは「踊る彫刻」と呼ばれるそうです。
現実にはそこにありませんが、物がそこにあるかのように表現するのが特徴です。
三浦さんは、19歳の時にインドに旅行に行った際、インドの国民の多様性や生き方の幅広さに衝撃を受けたらしく、物ではなく精神、心を重んじる生き方にシフトしたそうです。
当時働いていたバイト先の店長がバイク事故に遭ってしまったことをきっかけに、
「自分にはインド舞踊が必要だ!」と閃いたとのこと。
まさに天啓だったそうです。
多くの方が、精神的に楽に生きていただく助けになるべく、人生を懸けて、このスタイルの踊りが持つ"究極の自然さ"を探求し続けているそうです。
筆者も聞いて、見ていて、すごく神秘的な気持ちになりました!
インド舞踊を見る、踊ることでしか得られない感覚が確かにそこにありました...!
三浦さん、トリダーラの皆さん、本日はご公演ありがとうございました!
ミソノピアではこれからも、ご入居者様が楽しめたり、学びになる催しを提供してまいります。
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