6月13日 2階大食堂にて、合唱クラブ・ミソノの練習がありました!

9月3日の瀬戸合唱フェスティバルに向け、新課題曲を練習中です。
少しずつ新メンバーの参入や、お休みされていた方の再開もあり合唱団も賑わってきました。

練習が始まる前に大橋邦夫先生とお話を楽しまれるご入居者様
先月から練習し始めた「さびしいカシの木」に引き続き、今月から新課題曲の練習が再開しました!
タイトルは「めぐる仕合わせ」
大橋先生が作詞/作曲された楽曲で、
4年前のCBCホールでの公演や、ミソノピアでのコンサートにおいても合唱したお馴染みの楽曲なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
新メンバーを迎えての合唱クラブ・ミソノで、改めて課題曲に設定されました。

新課題曲の練習は、まずは歌詞の朗読から行います。
朗読により歌詞を覚えられるだけでなく、歌詞の意味を知り、曲のイメージを深めることが目的です。
めぐる仕合わせ 作詞/作曲 大橋邦夫

美しく、荘厳な空気を作りつつも、心が躍る…歓喜を感じられるような歌詞ですね。
朗読の後は、さっそく歌を合わせます。

1回目の合唱後、先生から一言。
「この曲は、初めての方が多いと思います。昔、歌ったことがある人もいますが久しぶりのはずです…なのに、すごく上手ですね!なんで歌えるんでしょう?!」

と、驚き、お喜びの様子。
確かに、筆者から見ても、皆さんの声が合い、完成度が高いと感じました。
歌、音楽に造詣の深いメンバーさんは、
「楽譜があるから、ある程度音は取れるんです」とのこと。すごい…
でも、そんな方ばかりではないはずです。合唱クラブ・ミソノは合唱や歌唱が未経験の方がほとんどなので...
おそらく...
皆さん、毎月の練習をしっかり取り組まれているから、初めての楽曲でも可能な限り声を合わせることができる、そんな努力の賜物かもしれませんね。

9月の発表が楽しみですね…!
最後に、本日から練習を始めた「めぐる仕合わせ」について深堀させてください。
「めぐる仕合わせ」は、大橋邦夫先生が作詞/作曲された楽曲です。
表題にあります、「仕合わせ(しあわせ)」は「幸せ」ではないんですね。
ここでいう仕合わせは、めぐり合わせ、機会。
「めぐるめぐる今、この機会が実は奇跡だ」という意味です。
歌詞の中には、花や泉など、自然や季節に関係する言葉が多く見られます。
四季それぞれに芽吹く花、移りゆく景色になぞらえ、人との出会い、別れ、縁を尊ぶ詩なんですね。

詩の中にある吾亦紅(われもこう)の花。「移ろい」や「変化」などの花言葉があります。
その心は詩の隅々に表現されています。
"生きていることが なにより 有難う"
有難う(ありがとう)という言葉は、「有ることが難い」と書きます。
わかりやすい言葉でいうと、「有り得ない」ということです。

今ご縁がある人、今後出会う人、環境、場所…
全て、有ることが難いことなのではないでしょうか。
「めぐる仕合わせ」まさにミソノピアにご入居され、合唱クラブ・ミソノの
メンバーとなり声と心を合わせ、合唱をする。
ここに有難い「仕合わせ」があるのではないでしょうか。
スタッフである私も、このご縁を大切に、合唱クラブ・ミソノ、
そしてご入居の皆様の毎日を、サポートさせていただきたいと思います。
続報を、お楽しみに!
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