今年初の音楽療法が、1階運動ルームで開催されました。
音楽療法は、音楽を聴いたり、歌うことで心を癒し、体も、心もエネルギーで満たすことができるセラピーイベントです。

今回の先生はこの方。Piash音楽療法士の中根篤(なかねあつし)先生!
先生は、10年以上音楽に携わる音楽パフォーマンスのプロで、音楽を使ったセラピーを精力的に行われています。

まずは参加者の皆さんの体と喉を温めるために、準備運動からスタート。
「1、2、3、4!」と大きくカウントをすることでリズム良く体を動かすことができます
歌の間に、お正月のお話を軽快で明るいトークに乗せて話されておられます。
お正月にちなんだ歌を、先生とご参加の皆様で歌いました。

そしてお正月の遊びといえば…
独楽(こま)回し!
先生が見事な独楽回しを披露された後、ご入居者様にチャレンジしていただきました。

お見事!
独楽はとても綺麗に、長い時間回っていました。
数十年ぶりのこま回し。体が覚えているものですね。
独楽回しは、独楽が回っている姿が「物事がうまく、円滑に回る」に通じるため、お正月に回すと縁起が良いと言われています、2023年も幸先が良さそうですね!
歌って、笑って、手を叩き、心も体も案外たくさん動くのですね。

大盛況の、今年初の音楽療法でした。
音楽療法終了後、あるご入居者様から、「なんだか元気が出たわ。またやってね」とお声もいただく事ができました。皆様いつもありがとうございます。
音楽療法 終了後、中根篤先生に取材をしました!

−ミソノピアでの音楽療法を始めて、何年になりますか?
4年以上になります。フルート奏者の印象がある方も多いと思います。今回はウクレレなんですが、皆さんを癒す時はフルート、歌を一緒に歌う時はウクレレを使って演奏をします。
−音楽療法を行う時に、気をつけていることや、工夫していることはありますか?
音楽療法は、「療法」という言葉が付きますが、リハビリテーションのような機能訓練という意味合いよりも、「音楽を通して、体と心の内なるエネルギーを引き出すこと」が目的です。"歌うこと"が目的ではなく、音楽を通して活動をしていただくことが大切なんですね。
−だから今日の独楽回しなどの、歌以外の楽しみも用意されるんですね。
なので、音楽アクティビティと呼ぶこともあります。
歌に関しては、ご入居者様が楽しめるような歌、歌うと気持ちの良い歌、季節に合った歌を毎回用意しています。ご入居者様には、音楽を通した、日々の活動を増やす場所、発揮する場所として利用していただけたらと思います。
中根先生、ありがとうございました!
音楽療法は、歌を歌うイベント、音楽を聴くイベントというだけではなく、音楽を通してエネルギーを引き出すことが目的なんですね。今後も多くのご入居者様に、毎月1回の音楽療法に参加いただきたいですね。
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