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執筆者の写真misonopia aichi

従業員からお客様へも

ご入居者様 ご家族様  


「事故防止」「感染予防」「身体拘束」「虐待防止」「衛生」「環境整備」など、ホームスタッフ内で結成している 委員会 がいくつか活動しています。

先月は、瀬戸市協議会講習会へ、災害時業務継続BCP-委員会が参加し南海トラフ地震情報など学び、地域協力病院にて感染予防委員が感染対策を学び、救命講習を事故防止委員会などが外部で学んだりしています。

現在、9つの委員会が存在していますが、9月より新たに「メンタルヘルスケア委員会」が発足されました。メンタルヘルスケア委員会委員長を私が務める以上、勉強をしなくては・・・ということで、愛知県主催「企業導入研修」に参加し、企業内にてメンタルヘルスケアのありかたを学んできました。ホームで働いているスタッフの中にも「悩み続けている人がいる」ということ、ホーム全体で共有し支援できるように“ミソノピアらしい”取組をつくっていきたいと思っています。


そもそも「メンタルヘルスケア」とは、日本語では「精神面での援助」といいます。


◆従来では・・・

・強い意志・がんばれ・自主自立 などを言われてきたところ


◆現在では・・・

・心のしなやかさ・なんとかなるさ・仲間に助けを求めると言い換えられています


逆境に直面しても心が折れない、困難からしなやかに立ち直る力などレジリエンスの考え方が広まっています。


学べば学ぶほどやたらと、カタカナ文字で表現されていることも!わかってきます(笑)

「レジリエンス」とは、日本語にすると「回復力」「復元力」と直訳でき、心理学的には、ストレスが多い現代社会において精神的な回復力を表す言葉となっているようです。

そのひとつのイメージするものが、“鋼のメンタルよりも、いつも心に柳の木を”とされているようです。


どのようなストレスやプレッシャーにも動じない強いメンタルの人を“鋼のメンタル”と表現され、その逆がくずれやすい“豆腐メンタル”と表現されているそうです。


そのどちらでもないものが、「いつも心に柳の木」ということになるとのことです。

鋼鉄の心のような強さではなく、柳の枝や葉のように、強風や衝撃を受けても、しなやかに受け流す心のほうが結果的には強いとのこと。


・ビュービューと風が吹いて、わっさわっさとなっても、風が収まれば何ごともなかったかのように元に戻る

・ゴォーゴォーと台風のような突風で、ヴァッサヴァッサ振り回されても、決して折れることが無く耐えられる

・爽やかなそよ風の時には、サラサラと、ゆらゆらと、心地よく揺れて、どんな時でも、最終的には平常の状態で安定している


ホームスタッフひとり一人が、「強くなる」のは難しいかもしれませんが、みんなでそろって「やわらかくなる」ことはできるかもしれません。しなやかなチームをつくることが “ ミソノピアらしさ ” と信じて委員会運営をしていきます。

2024年9月10日 廣井 健吉

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