10月15日ミソノピア2階大食堂にて、ミソノピアゼミナールが開催されました!
毎月1回開催されるミソノピアゼミナール。落語家やダンサー、役者やマジシャンなどの講師をお呼びして、日本/世界の芸術の世界を展開。大人のゼミナール(講座)を楽しむことができます。
今回の催しは、「カードマジックとクラシック音楽の世界」
世界レベルのカードマジックと心に響く生演奏をご入居者さまにお楽しみいただきました。
ゲストの皆様の紹介です。
カードマジシャン・桂川新平(かつらがわしんぺい)さん
クラシック音楽とカードマジックの融合をテーマとしたマジックを得意とし、ヨーロッパの奇術大会や祭典にゲストアーティストとして多数出演されています。世界各国の団体が加盟する、マジックにおける世界最大規模の連合体である、FISMの公認審査員です。つまり、桂川さんは世界レベルのカードマジシャンなんです!
バイオリン奏者、サルヴァトーレ・ピェーディスカルツィさん
シチリア出身バイオリニスト。その情熱と粘り強さから6歳でバイオリンを始めてすぐに頭角をあらわし、数々のコンクールで1位を獲得、イタリア国立パレルモ音楽院を首席で卒業するなど、優秀な成績を修められました。
現在は多数の演奏会、メディア出演にて活躍されています。
アコーディオン奏者 アンジェロ・アクィリーニさん
イタリア、ピエモンテ州出身。10歳からアコーディオンを始め、数々の賞を受賞されています。また、音楽講師としても活躍されています。アンジェロさんもサルヴァトーレさんと同様、メディア出演を果たされています。
今回は桂川さんがカードマジックを披露しつつ、同時にバイオリン、アコーディオンの演奏がパフォーマンスを彩る、新感覚のセッションをお楽しみいただけます。
カードマジックの手元はしっかりプロジェクターで中継します。
あれ、会場後方には、何やら謎の箱が...お楽しみ要素ですね!
アルゼンチンタンゴの演奏に乗せ、カードマジックが始まります。
このカードを扱う手の動きが早いのなんの。目で全く追えません。
無作為に山札からカードを数枚ずつ取り、並べていきます。
一番上のカードを返していくと、全てエースに!どうなってるの?!
「えっ」と声が上がります。
カードマジックの醍醐味といえば、お客さんが参加してのマジックですよね。
勇気あるご入居者さまが舞台に立たれました。
山札からカードを引いて行きます。カードにはあるカタカナのワードが書かれていました。
そのカードを裏返し、桂川さんがカードの一部を破きます。
残ったカードの文字を確認すると・・・?
なんと、「ミソノピア」の文字が!
これは粋ですね!
ご参加される皆さんのために特別に考えていただいたマジックだそうです。流石ですね!
その後も参加されたご入居者様を巻き込みつつ、マジックと演奏を披露される3人。
バイオリンのサルヴァトーレさんと、アコーディオンのアンジェロさん。
目と目を合わせ、表情でコミュニケーションをしながら迫力のある演奏をしていただけました。かっこいい!
桂川さんのマジックが二人の演奏をドラマチックにして、
二人の演奏は桂川さんのマジックにさらなる迫力を持たせていました。
終盤では、数字のマジックショー!
ご入居者さまから、好きな数字を1桁、2桁、4桁とそれぞれ聞いていきます。
「それぞれを足して、3709。いいですね?答えは皆様の後ろにある、箱に入っています!」
そう、イベント開始から、会場後方に置かれていたあの箱。
中身を取り出すと....
数字の書かれた紙が一枚...
3709!!
ええ、なんで!?
わっと大歓声が上がりました。
終始、桂川さんのマジックに驚きっぱなしの皆さんでした。
驚きの連続の1時間はあっという間に過ぎ、本日の公演は終了。
ご出演の皆さんより、本日公演されての感想を伺いました。
会場に入った瞬間に、ご入居の皆さんから歓迎されていることが伝わってきました。
そして、ご教養の高さや触れられている文化、芸術のレベルの高さも。
私たちが一番パフォーマンスをしやすい笑顔で迎え入れていただけたことに感謝いたします。
桂川新平さん
皆さんからエネルギーをもらいました。なんだか心が温まるような、まるくなるような優しさをもらいました。
アンジェロ・アクィリーニさん
会場で、皆さんから、ワクワク感が伝わりました。何をするんだろうという期待感。それがエネルギーになって入ってくるのを感じました。パフォーマンスがすごくしやすかったです。
サルヴァトーレ・ピェーディスカルツィさん
それぞれが、ご入居者さまからの歓迎ムードを感じられたとのこと。
お互いがエネルギーを交換し合える、素敵な公演になったのではないでしょうか。
皆さん、ご出演いただき、ありがとうございました。
今後も、ミソノピアではご入居者さまが楽しむ、学べる催し物を提供いたします。
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