皆さん、ボッチャはご存じでしょうか?
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。競技は男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。要は、自分の持ち玉を投げてジャックボールに近いボールが多い方が勝ち、と言うことですね。シンプルかつ奥深い競技性は、多くの人に親しまれています。
実はミソノピアでも、ボッチャのプレイがスタートしました!
4月17日、1階デイサービスの運動ルームにてボッチャイベントが開催され、ご入居者様がゲームを楽しまれました。
ボッチャセットもあります!本格的です。
発起人のデイスタッフからルール説明。
こちらのスタッフは、ボッチャを取り入れている他施設に見学に行き、ルールや施設での取り組み方を学んできました。
考えてみれば、ミソノピアで本格的なスポーツをするのは初めてかもしれません。
ご入居者様も、「何をするんだろう?」とワクワクされているように見えました。
「とにかくシンプルです!ボールを白いボールに近くなるように投げるだけ!」
ボッチャがスタート!
立って投げる方
座って投げる方
軽〜いボールを転がす競技なので、腕が動けば障壁なく参加が可能です。
まだミソノピアにはありませんが、十分に腕が動きにくい方には「ランプ」と呼ばれる
滑り台のような補助器具を使用してプレイすることができます。
ボーリング場にある補助器具が似ていると思います。
審判用の「バドル」
赤面と青面に分かれており、これで現在どちらのチームが投げる番かを示します。
聴覚障害、視覚障害の方のために、わかりやすいように工夫されていますね。
施設長も参加!
「投げ方にはコツがあるんだよ〜」
とドヤ顔!
「あれ!?白いのに当てるんだっけ?!」
ルールが曖昧だったようです笑
これはこれで大盛り上がり!
3ゲーム程、チーム戦で楽しみました!
初めての正式ボッチャイベントだったにも関わらず、本日たくさんの方がお越しになられました。
スポーツは楽しく、明るく体と脳、心を動かすことができます。
ミソノピアでは、
「音楽」「芸術」「運動・体操」などを通してご入居者様が活き活き暮らして
いただけるよう心がけています。
新たに、「スポーツ」
それも本格的なものを導入する機会なのかも、とブログ担当者は思いました。
ゆくゆくは、ミソノピア内でボッチャのチームを作って、他団体とプレイしても面白いかもしれませんね!
これからも、施設内でのボッチャイベントについて追っていきま〜す!
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