肌寒い雨の降る中、おひとりのご入居者さまとの、お別れがございました。
お部屋で、最期をお過ごしくださり、仲の良いお友達の方が、毎日、お声かけに訪れてくれました。
お耳から、毎日、馴染みの声。
ご本人さまには、安心された日々であったのではないかな、と思います。
『ふたりで、競争して、喫茶店に行ったわよね。
負けん気が強いふたりだから、お互い、負けないわよね。』
『生まれ変わって、遊びにきてね』
『楽しい毎日を、本当にありがとう』
『わたしたち、なぜか、気が合ったのよね。
不思議なんだけど^_^』
交わす言葉の温かさに、周りにいたスタッフさん、涙が止まりませんでした。
相手を思い遣る気持ちが、自然に溢れ出るご入居者さまから、
わたしたちスタッフは、
何よりも大切にしなければならないことを、本当に本当に、心に刻む機会を頂きました。
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