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執筆者の写真misonopia aichi

そこにお客様がいらっしゃるということ

ミソノピアホームスタッフには、担当、役割、チームなどが定まっています。 代表取締役1名、取締役3名、副長2名、監査役、総務、経理、営業などなどを除き、11チームがホーム理念を基に働いています。 主な役割として、ホーム総合窓口(コンシェルジュ)、介護計画作成(ケアマネ)、建物環境整備&車両送迎(施設管理室)、健康管理(看護室)、身体介護(介護室)、生活支援(訪問介護室)、病院付添(ヘルプスタッフ室)、要介護者リハビリ(リハビリ室)、食事提供(食堂室)。 そして、アクティビティグループとして(ディサービス、ディカフェ、ディつばき)総職員数133名。 大所帯の組織を、日々よりよくするために“考えて”“行動して”“失敗して”“再び考えて”のくりかえしです。 組織として「共通の目的」「協力する意思」「円滑なコミュニケーション」を会議、ミーティング、申送りなどでその都度、気持ちを共有しております。

先月リーダー会にて、ミソノピアを2021年退職、その後、“出張リハビリ会社”を立ち上げた理学療法士 久保昌平 氏に“お客様が大切”というテーマで講義していただきました。 彼は、“出張リハビリ会社”を立ち上げるために、よき理解者でもある仲間、よき環境の事務所を準備しました。 しかし、もっとも大事な“お客様”が集まりません。 そう、 「“どんなにすばらしいスタッフがいても”“どんなにすばらしい建物があっても”“お客様がいなければなにもはじまらない”」 お客様を求めて・・・奮闘する日々、広告費用を使い、自らの足を使ってチラシを配り、地域の交流館に営業に向かい、最後の手段として、知人や親類にお客様になっていただく・・・。 それでも、問い合わせは1,2件。売上は5,6万円。 広告費用、事務所費用などを引いたら、自分の給与はもちろんのこと仲間への給与はなく支払いができない状況が続く日々。 自分たちは、“理学療法”として自信満々ではあるものの、対象者がいないので、証明できない。などなど 悶々とする日々の結果、経営的な面から事務所は撤退。 現在は、リハビリ事業の他にも、数多くの講演事業や、副業として行っていた映像関係の仕事も事業の一つとして行い、日々努力しているとのことです。

この話を、ミソノピア内 各チームリーダーが真剣に聞いていました。 “ご入居者様がいらっしゃることはあたりまえ”と思っている気持ちに、「喝!」を入れたことでしょう。 もしも、例えば「各チームが、それぞれの独立した会社だったら」どうでしょう。 ・食堂室が、となりの中華料理店だったら → 毎食、いくつ提供するためには? ・施設管理室が、真向かいにあるタクシー会社だったら → 乗車数?距離数?を増やす方法は? このようなことを、室長は一生懸命に考えることでしょう。 この姿勢や考え方を、ホームスタッフひとり一人が忘れてはいけないと思うのです。 だから、お客様のことをよく見て、よく知り、よく考えることできて、お客様の隠れたニーズにまでも気づくことができ、繁盛店ともなっていくことなのでしょう。

この度、瀬戸市の若き起業家より教わりました。 どうすれば、もっとお客様が喜んでくれるのだろうか?」を考えることの大切さを・・・。

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